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薬剤師の専門資格:医薬品情報専門薬剤師

近年、専門資格や認定資格などによって専門性を高めようという動きが薬剤師の中にもあります。 「医薬品情報専門薬剤師」もそういった専門資格の中のひとつです。

医療関連もそうですが、薬学、薬剤などに関連する情報は日々増え続けています。 薬剤師の業務そのものに関わるものだけでなく、関連法規、行政関係、研究などの情報を含めるとその数は膨大と言わざるを得ません。 こうして日々増えていく情報を知り、整理し、必要に応じて身につけておくことは大切です。

しかし毎日の業務をこなしながら、こうした情報のインプットをするのは非常に大変なことです。 むしろ完璧にこなすのはほぼ無理と言えます。 とはいえ、そうした情報に全く無頓着なわけにもいきません。 特に病院など組織が大きくなればなるほど、そうした情報は必要になってきます。

ここで医薬品に関する情報を専門的に扱う、医薬品情報専門薬剤師が活躍するわけです。 医薬品情報専門薬剤師の認定を行う、日本薬品情報学会によると、医薬品情報専門薬剤師には次のようなことが求められています。

情報源を理解し、検索や調査、指導ができること、情報を判断、評価したり必要に応じて加工、表現できることです。他にも関連法規や制度を理解したり、倫理の保持に努めなければなりません。

それぞれについて研修の受講、論文の提出などが必要で、最終的には試験への合格も必須となってきます。資格の取得にはそれなりの時間と労力をかける必要があるのです。

2011年から始まった新しい資格で、医薬品情報専門薬剤師の資格を持つ薬剤師は全国的にもまだ数えるほどしかいません。ただ情報化社会と言われる中、薬剤師の世界でも情報に関するスペシャリストの存在は必要になってくると考えられます。

医療業界に次々と導入されているIT技術とも関わりのある資格です。 また自身の薬剤師としてのキャリアップを考えても、非常に魅力的な資格といえます。 まさに今後が期待される資格ということができるでしょう。

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